インタビュー

Interview

卒業生に聞きました

卒業生に聞きました

幼稚園で働く先輩

T.M.さん

2011年度 専攻科幼児保育専攻 修了
埼玉県/鴻巣高等学校 出身

カトレア幼稚園 教員

高校時代、学校見学で星美に訪学したとき、先生たちの人柄や笑いの絶えないアットホームな雰囲気に魅力を感じ、進学を決めました。星美では幼稚園での教育実習の前に、学園内に併設する幼稚園で5回の事前実習を行います。事前実習で苦労し、がんばって書いた日誌は就職した今、とても役立っています。日誌に記録されている自分の反省、現場の先生の対処方法、星美の先生のアドバイスを見返し、今の自分の保育に役立てています。子どもたちには思いやりの大切さをいつも教えていますが、実際に、子どもたちが互いに譲り合ったり友だちを思いやっている姿をみて、心が温かくなる毎日を過ごしています。

S.Y.さん

1984年度 幼児教育学科 卒業
埼玉県/淑徳与野高等学校 出身

カトレア幼稚園 教員 (主任)

星美を卒業してからこの幼稚園で働き、29年が経ちました。ここで働く先生は全員星美の卒業生で、私にとってはかわいい妹のような存在です。温かい心で見守り、寄り添い、優しい言葉をかけていくと、子どもたちは安心して自ら活動していきます。子どもをきちんと見守っていれば、保護者の方も信頼してくれますし、子どもたちも保育者を好きになってくれます。また、手遊びなど「これは任せて」という何かをひとつでも身につけておけば、実践で役立ちますし、自信に繋がります。素直な心で謙虚に失敗を受けとめ、日々努力していくことが大切です。子どもたちと共に成長していきたいですね。

T.N.さん

2008年度 幼児保育学科 卒業
東京都/東亜学園高等学校 出身

福田幼稚園 教員

昔から幼稚園で働くことが夢で、星美に入学しました。福田幼稚園は都心にありながら園庭に大きな木が立ち、裏庭や近くに畑がいくつもある自然豊かなところです。秋は子どもと一緒にサツマイモ掘りに出かけたり渋柿の渋抜きをしたりするなど、季節ごとに行事がたくさんあります。新卒で採用していただいてから7年目になり、今では実習に訪れる学生を指導する立場になりました。自分が学生だったころ、実習で訪れた幼稚園の先生がどんな点をチェックしていたのか再確認するため、当時の日誌をよく見返しています。星美では先生方が、指導案の書き方、日誌のつけかた、掃除をするときのほうきの持ち方や「あいさつは元気よく!」など、細かなことまでていねいに指導してくれました。自分が指導する立場になって、そのありがたみをあらためて実感しています。

保育園で働く先輩

N.S.さん

2011年度 専攻科幼児保育専攻 修了
埼玉県/秀明英光高等学校出身

ゆうゆくじら保育園 保育士

母が保育士で私自身も保育園に通っていたこともあり、割と自然な流れで保育士になることを選びました。日々の積み重ねの中でどんどんできることが増えていく子どもたちと一緒に過ごせることをうれしく思っています。
また、星美で特別支援学校教諭の資格を取得しておいて本当によかったと実感しています。授業では、一人ひとりを受け入れて保育することの大切さを学びました。たとえば、「言葉で話す」よりも「目で見てわかる」説明の方が伝わりやすいということなどは、1歳児クラスを受け持つことになり、乳児の保育にも通じることだと感じています。
障がいのある子どもたちを保育園で預かることもありますし、正しい知識をもって、適切な対応ができるよう努めていきたいです。

F.M.さん

2010年度 専攻科幼児保育専攻 修了
埼玉県/鷲宮高等学校 出身

しょうぶ保育園 保育士

卒業後、3年間幼稚園で働いていましたが、星美で保育士資格も取得していたので、それを活かしたいと思い転職しました。働きはじめて1年目ですが、今は1歳児クラスを担当しています。幼稚園では子どもたちの前に立って「教える」という意識がありましたが、保育園は一緒に遊び、食事の世話をする中で、子どもと生活を共に過ごしている感覚です。以前はよちよち歩きで上手く話せなかった子どもが、数カ月後には元気に駆けまわり言葉も増えてくるなど、成長の過程が目に見えてわかるので日々感動しています。また、私は学生時代からピアノが苦手でしたが伴奏のしかたで子どもたちの喜び方が変わるので、もっと練習をしなければ、と頑張っています。

K.S.さん

2013年度 専攻科幼児保育専攻 修了
東京都/文華女子高等学校 出身

仲町どろんこ保育園 保育士

私は幼稚園出身だったので、将来は幼稚園に就職し、教育者としてクラスをまとめたいと考えていました。でも星美の保育園実習で、複数の先生が協力しあって子どもを見守る現場を知り、保育園で働きたいと考えが変わりました。ここでは、20 名の1歳児を5 名の先生で受け持っています。特に1歳児は月齢によって成長に差があり、数か月前と比べても「こんなことができるようになった」などと、担当の先生同士で共感できることがとてもうれしく感じます。星美は制作の授業が多く、季節ごとの装飾についてたくさん学びましたので、お芋掘りがあればサツマイモの飾り、クリスマスの時期はサンタクロース作りなど、学んだ知識を役立てています。学生時代に折り紙の折り方をしっかりマスターしたので、子どもたちがもう少し育ったとき教えようと、今から楽しみにしています。

特別支援学校で働く先輩

N.M.さん

2011年度 幼児保育学科 卒業
埼玉県/浦和東高等学校 出身

埼玉県立川口特別支援学校 教員

特別支援学校の教育実習で出会った子どもたちが印象的で、その後もボランティアとして関わるようになり、自然と「ここで働きたい!」と考えるようになりました。職場では9人の小学生を4人の先生で受け持ち、文字を書く子、迷路にとりくむ子、歌やダンスを楽しみながら表現を学ぶ子など、それぞれの個性に合った学び方を設定しています。特別支援学校に通う子どもたちが通常学校で学習する「支援籍学習」のサポートも担当していますが、星美の授業でこれらの知識を学んでいなければ、とまどうことばかりだったと思います。学生時代に造形の授業で作った絵本や人形作りのノウハウも役立っており、色々な知識を身につけたことで、自分の中に多くの引き出しができました。

Y.Y.さん

2012年度 専攻科幼児保育専攻 修了
埼玉県/細田学園高等学校 出身

埼玉県立上尾特別支援学校 教員

職場では小学3年生の担任をしており、もう1人の先生と一緒に5人の子どもを受け持っています。子どもたち一人ひとりに合った細やかな指導や支援ができることがこの仕事の魅力で、ボタンをかけるのが難しかったり、排泄が上手にできない子どもが、繰り返し練習するうちにできるようになるとやりがいを感じます。星美では、特別支援の授業を通して、自閉症など具体的な障害や、その対応方法など基本的なことを学ぶことができました。幼児教育指導法の授業で、パネルシアターやペープサートの作り方を学んだり、どんなふうにすれば子どもたちが喜ぶか考えてきたことも、実践で役立っています。星美で学んだことすべてが、今でも私の力になっています。

A.C.さん

2013年度 専攻科幼児保育専攻 修了 
埼玉県/伊奈学園総合高等学校 出身

川口特別支援学校 教員

幼稚園か保育園で働きたいと考え、星美に入学しましたが、特別支援学校の教育実習を体験した際、「自分にはこちらの方があっている」と感じて今の職場を選びました。幼稚園や保育園の実習では園児が何十人もおり、すべての子どもと関わりきれませんでしたが、特別支援学校は少人数制で一人ひとりとしっかり向き合えるからです。今の職場では小学3 年生を受け持っており、8 名の児童を3 名の教員で担当しています。小学部から高等部まである規模の大きな学校なので、他の学部の先生方などたくさんの出会いがあり、困ったことがあればいろんな方に相談できます。絵本の読み聞かせや、音楽に合わせて体を動かす授業では、星美で学んだ“子どもの心を引きつける話し方”やピアノの練習が役立っています。もっと経験を積んでいろんな場面で活用できるよう頑張ります。

児童養護施設で働く先輩

N.H.さん

2010年度 専攻科幼児保育専攻 修了
東京都/共栄学園高等学校 出身

児童養護施設 ふれんど 職員

保育士資格を取得したら幼稚園か保育園で働くものと考えていましたが、施設実習を体験し、この道のほうが合っていると気づくことができました。職場では幼児から高校生まで6名の子どもを受け持ち、保護者会や三者面談などにも出席しています。ときには難しいと感じる子どもに出会うこともありますが、手がかかるほどかわいく思えるものです。最初は「お姉さん」と呼んでいた子どもたちも、今は「ピカ姉」と呼んでたくさん甘えてくるようになり、必要とされているのを感じます。私はここの子どもたちの母親にはなれないけれど、一人ひとりを見守り、支える存在になりたいと思います。

療育機関で働く先輩

A.R.さん

2013年度 専攻科幼児保育専攻 修了
埼玉県/浦和学院高等学校 出身

子ども発達支援室OZ 相談員

療育機関は発達障がいや知的障がいなど、特別な支援が必要な子どもが暮らしやすくなるようサポートする施設。私は3歳から中学3年生まで約25名の子どもの個別療育とグループ療育を受け持っています。幼児なら食事のしかたや順番を守る練習、「貸してちょうだい」という基本的なコミュニケーションなどを学びます。星美では3つの国家資格と発達障がい児保育ベーシックプログラムを取得しました。働きはじめて1年目なので現場ではじめて知ることも多くありますが、学生時代の授業で自閉症やダウン症などの基礎知識を学んでおいてよかったと実感しています。職場の療育では、子どもたちが意欲的に学習に取り組むことのできる環境作りに重点を置いており、保育者としての知識があることも私の強みになっています。いつかこの知識を活かし、統合保育の場で活用できるようになることが夢です。