缶の種類には、二種類あります。鉄にさまざまな成分を混ぜてつくるスチール缶と、アルミ缶です。スチール缶はお茶やコーヒーに、アルミ缶は、ビールなどを入れるのによく使われています。

 缶の生産は増え続けています。どれくらいかというと、国民1人あたり、年間約320個もの缶を消費しているほどです。最近、駅やコンビニなどで「缶・びん専用」の回収ボックスが置かれ、リサイクルは積極的に行われるようになりました。それぞれの回収率は、スチール缶が約73%、アルミ缶が約65%となっています。

 では、それぞれのリサイクルを見てみましょう。


 スチール缶の多くは、電炉メーカーが「スクラップ」として買い取っています。電炉メーカーでは次のようにしてスクラップを溶かし鉄筋棒にします。


「リサイクルのしくみ スチール缶の再生」より


 このようにしてつくられた鉄筋棒は、ビル建設などの建築・土木資材に利用されています。

検証:スチール缶はスチール缶に戻れないのでしょうか。

 スチール缶の材料、スチール板には、成分に厳重な企画があります。回収したスチール缶を再生しても缶の企画にあうようなスチール板をつくることはできないので、スチール缶に戻ることはできません。


 アルミ缶はスクラップ回収されます。アルミニウム再生メーカーが買い取り、再生するのです。

 リサイクル工程は次のようになっています。


「リサイクルのしくみ アルミ缶の再生」より


 回収されたアルミ缶の3分の1は、またアルミ缶の材料として使われています。

 3分の2は再生地金として、さまざまなものに利用されています。多くが鋳物の地金になり、機械部品や自動車の部品などに加工されています。

 また、アルミ缶から作った地金は純度が98%と大変高く、なべやフライパン、アルミホイルなどのさまざまなアルミ製品を作るときの原料調整用にも使われます。 


 リサイクルをスムーズに進めるために、缶の投げ捨てをしない、分別式ゴミ箱に他のゴミを混ぜないなど、私たちは基本的な努力が必要です。

++ 缶はきちんと捨てましょう!++






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