幼児保育学科/専攻科

Department of Early Childhood Education

実習スケジュールと事前事後指導

3年間 学べる短大だからこその魅力

星美学園短期大学では、幼児保育学科2年間と専攻科1年間の教育体制を取っています。3年間の学びの良い点は専門性を身につけられること、豊富な特別支援教育の学びができることです。「保育の学びを深め、自分の専門分野を持ちたい」と思っている方、「4年制大学では少し長い」「学費を考えると短大のほうが良いかもしれないが、2年間の学びで社会に出ることには、正直不安がある」という方に、3年間で保育の専門性までしっかり学べる星美をお勧めします。

  • 幼稚園教育実習とは

    幼稚園教諭の免許状を取得するために必要な実習です。実際に幼稚園で子どもたちと一緒に過ごし、先生方から指導を受けながら学びます。

    実習前、絵本の読み聞かせをたくさん練習しました。選んだ絵本は喜んでもらえるのか、どんな言葉がけをしたら良いのかなど不安はありましたが、模擬保育の授業で子ども役をやってくれた友人が改善点を指摘してくれたので、そこをしっかり意識しながら実習にのぞむことができました。実習中、自分から子どもたちに歩み寄っていくことで、子どもたちの表情が変わっていくのを実感し、自信がつきました。

    M.N.さん
    幼児保育学科 1年
    埼玉県/上尾高等学校 出身
    めざす免許状・資格

  • 特別支援学校教育実習とは

    特別支援学校教諭の免許状を取得するために必要な実習です。障がいのある子どもの支援に必要な知識や専門技術を体験し、学びます。

    星美に入学するまで、特別支援学校に通う子どもと関わった経験がなく、果たして自分は受け入れてもらえるのか、子どもたちはどんな行動や反応をするのかなど、全くイメージできませんでした。2週間の実習の中で、少しずつ心を開き、駆け寄って来てくれる子どもたちの姿がとても印象に残り、子どもたち一人ひとりに寄り添った支援や指導計画を立てることのできる支援者(教員)になりたいという目標ができました。

    M.R.さん
    幼児保育学科 2年
    埼玉県/東京成徳大学深谷高等学校 出身
    めざす免許状・資格

  • 保育実習I(保育所)とは

    保育士資格を取得するために必要な実習です。実際に保育所で子どもたちと一緒に過ごし、先生方から指導を受けながら学びます。

    保育実習に向けて、動画事例をみてエピソード記録を書く練習をしたり、責任実習の計画を立てたりしながら、心待ちにしていました。担当クラスに人見知りの子どもがいて、最初は私から逃げるような様子も見られましたが、毎日言葉がけを行い、遊びに誘うことで、徐々に慣れてくれるようになって嬉しかったです。最終日には、その子とお母さんから素敵なお手紙もいただき、とても印象深い実習になりました。

    S.K.さん
    専攻科 幼児保育専攻
    東京都/八丈高等学校 出身
    めざす免許状・資格

  • 保育実習I(施設)とは

    保育士資格を取得するために必要な実習です。児童養護施設など援助が必要な障がいのある子どもたち等を支援する施設で、保育士の仕事を体験し学びます。

    私の実習先は、ここ数年先輩が行ったことのない施設だったため、シミュレーションがしにくく、不安な気持ちのまま実習を迎えました。3日目あたりで子どもたちの様子が変化し、自発的な私への関わりや笑顔を見せてくれるようになったことは、日々の緊張や日誌の大変さが吹き飛ぶほどの嬉しい出来事でした。施設の職員の方からも日々のねらいの立て方について丁寧なアドバイスをいただき、とても勉強になりました。

    K.S.さん
    専攻科 幼児保育専攻
    東京都/聖ドミニコ学園高等学校出身
    めざす免許状・資格

大井 美緒先生

免許・資格を取得する上で、実習は欠かすことができません。実習は楽しみだけれどそれ以上に不安を感じる学生が多くいます。星美の実習指導は、その不安について担当教員が丁寧に寄り添いながら、実習の心構えや日誌、指導案の書き方などの事前指導を行っています。さらに、実習を通して学んだことや自己の課題について担当教員と振り返りを行う個別の事後指導を設け、学びを深めます。その上で、次の実習や就職に繋げていきます。