ドン・ボスコへ向けて…メッセージ200 ドン・ボスコ生誕200周年をお祝いして、星美学園卒業生からたくさんの200字メッセージが届きました。いまも卒業生の心に息づくドン・ボスコの教え、そして感謝の気持ちを共有しましょう。

星美学園短期大学 卒業生

短大での思い出の一つに、春に行われた1泊2日の学外研修がありました。学科の違う学友達、シスターや先生方と、学びと遊び、そして祈りの時間を共に過ごすことで、立場の垣根を越えて関わり合う温かさを強く実感しました。それは、現在、日本女子大学の博士後期生として、学部生とも関わることが多い私にとって大切な教えとなっています。ドン・ボスコの理念を実践する星美学園で過ごした2年間が、今の私をつくっていると、心から感謝しています。

曾和 由紀子 (人間文化学科日本語日本文学コース4期生)

3年間の学生生活をドン・ボスコの教育の息づく学園で過ごすことができたことを誇りに思います。語学研修でローマを訪ねた際にはドン・ボスコのメダイをつけて行くと、親切にしていただけることを知りました。以来メダイを鞄につけて渡航します。そうすることでドン・ボスコを知る人と出会い、親しみを覚えることができました。今も、彼に見守られていることを切に感じます。今後も後輩たちが、彼の残した教育理念の下、のびのびと学生生活を送られますことをお祈り申し上げます。

中村 未奈美 (人間文化学科イタリア語イタリア文化コース11期生、専攻科イタリア語イタリア文化専攻4期生)

私は、人間文化学科総合コースで学びました。生活能力の向上を図るために知識・技術はもちろんのこと宗教委員として、また、聖歌隊として積極的に宗教行事への参加をしてきました。そこに見えてきたのがドン・ボスコの予防教育法の「道理・宗教・慈愛」でした。現在は更に看護学校に進学し、医療の知識を深めています。星美での学びが、医療の現場で、患者様に対して思いやりの心を忘れずに接することで生かされていることに嬉しく思い、感謝の心で一杯です。

後平 舞子 (人間文化学科総合コース12期生)

私は、小学校から短大まで星美学園で過ごしました。短大を卒業してから14年。結婚を機に静岡県浜松市へ引っ越すことになりました。近くに教会があることを知り行ってみると、なんとそこにドン・ボスコがいるではありませんか!まさかここで再会するとは!子どもに心から愛を注いでくださるドン・ボスコに、私はずっと守られてきたのかもしれません。そして新しい土地で、これからもずっと・・・。

兼井(村上) 布佐子 (幼児教育学科36期生)

星美で過ごした日々が私に教えてくれたのは、「アシステンツァ」、即ち「共にいる」ことの温かさと有り難さでした。星美にはいつも温かく穏やかな空気が流れていますが、それは星美のドン・ボスコ阿部健一学長先生をはじめ、教職員の皆様の中にドン・ボスコの精神そのものが息づいているからなのだと、今、振り返ってみてしみじみ感じます。現在、私は幼児保育に携わっていますが、ドン・ボスコの教えは「子どもと共にいる」という保育観となって私の中にも息づいています。

高橋 祐子 (幼児保育学科47期生、専攻科幼児保育専攻7期生)

私たちは、2014年2月、あの大雪の日にイタリア研修旅行に出発しました。イタリアの町中をドン・ボスコの旗を持って歩いていたら、イタリア人のシスターが「Oh Don Bosco!」と言って、寄ってきてくれたので、一緒に写真を撮りました。そのとき「さすが、ドン・ボスコ!」と私たちはドン・ボスコの威力を知りました。遠く離れた国においても、ドン・ボスコは人と人とを繋げてくれる、そんな存在なのだと実感しました。

平井 真生、藤井 理沙、中田 麻子、石川 弥子、福田 未凪 (幼児保育学科49期生、専攻科幼児保育専攻9期生)

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