ドン・ボスコへ向けて…メッセージ200 ドン・ボスコ生誕200周年をお祝いして、星美学園卒業生からたくさんの200字メッセージが届きました。いまも卒業生の心に息づくドン・ボスコの教え、そして感謝の気持ちを共有しましょう。

星美学園小学校 卒業生

ドン・ボスコ生誕200周年おめでとうございます。
私は小学校から高校までの12年間、東京・赤羽の星美学園に学び、サレジアン教育を受けて育ちました。まさに「学びも遊びも全力」といった学園生活で、シスター、先生方に温かく見守られていたことを、卒業した今も実感しています。
そんな「Assistenza(共にいる)」という教育が、今も世界中で実践されています。その礎を築いたドン・ボスコに感謝の祈りを捧げるとともに、これからも広く行われていくことを願ってやみません。

大井 みなみ

ドン・ボスコの御加護と先生方の温かい御指導のもとで過ごした6年間を振り返りますと,現在の教員生活の礎にもなっていることを学び身に付けていると気付かされました。例えば,自己実現に向けて努力し続けること,一つの目標を達成した後も自身の能力を信じてチャレンジし続ける精神,周囲の人々に支えられていることに対して感謝することです。これからも星美で学んだことを生かして次世代育成に邁進したいと思います。二百周年,おめでとうございます。

柿坪 佐代子 (50期生)

小学校関係のイベントは突然に、しかも立て続けに起こる。山手線で同級生と偶然出会い、居酒屋で語り明かした翌日に、教頭先生からこの原稿依頼の電話をいただいた。
同窓会役員であるため、未だに星美へ行ったり同期と会ったりするが、会うたび先生方・同期とはお互いを熟知した上での話をすることができる。それは付き合いが長いからもあるが、ドン・ボスコの教えを基にした教育を受けてきたからだと思う。これからも星美で学んだ者として自覚を持って歩んで生きたい。

吉田 諒

私とドン・ボスコとの出会いは、1960年星美幼稚園入園です。
続く小学校時代、キリストの愛に基づく青少年教育により人間形成の基盤を作っていただき、その後縁あって息子も小学校に入学、「父母の会」活動を通してその教えを学び直す幸運に恵まれました
日頃は俗世間に紛れ、汲汲としています。
道に迷いどう進めばいいか自問自答する時、ドン・ボスコの教育が私の羅針盤となり、進むべき方向を示してくれる事に感謝しています。

M・M

音楽のない学校、それは魂のない体である
この原稿のお話をいただいて、先生が教えてくださったこの言葉を思い出した。星美で過ごした六年間は歌声に包まれていた。歌が与えてくれるものは音楽の技術や楽しみ方だけではなく、希望、仲間と協力することの素晴らしさ、人生の楽しみ方など。人とのつながりがあってこその人間が、つながりを作り出すことができる素敵な空間が音楽の中にはあると実感している。私はこれからもドンボスコが大切にした歌を歌い続けたい。

小野 智恵美

あ、これなんだ…星美の森を卒業して数十年、一社会人として日々を過ごす中でよく出てくる心の声だ。振り返ってみると、無意識のうちに星美で教わった通りに行動していることが多い。その都度感じる。教わった頃は実感できなかったけれども、今になって「あ、これなんだ」と。知らず知らずのうちに導かれている。それがドン・ボスコの教えなんだと、大人になった今、胸に響いている。

本橋 茂

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