学園について

理事長あいさつ

聡明で優しく、誠実なたくましい人、
よろこんで社会に、そして世界に貢献できる人となるように

皆様に、心よりご挨拶申し上げます。

学校法人星美学園は、創立者聖ヨハネ・ボスコと聖マリア・ドメニカ・マザレロによって創立された扶助者聖母会(サレジアン・シスターズ)を設立母体とする学校であり、その創立当初より今日に至るまで、聖ヨハネ・ボスコと聖マリア・ドメニカ・マザレロが青少年に対して抱いていた限りなく深い愛情を受け継いで、お二人の大きな夢であった青少年教育に従事して参りました。

「青少年が、愛されていると実感できるように愛すること」、「愛情によって信頼が生まれ、信頼に基づいて教育すること」、「青少年といつも共にいる(アッシステンツァ)教育」が、まさに現代社会において、どれ程重要であるかを実感させられます。

ところで、私たちの住むこの世界はますます変化し、私たちは想像を超えた未知の出来事に絶えず遭遇し、それへの対応や解決を常に求められることでしょう。これからも私たちは、社会環境や政治・経済、文化活動全般にわたる急激な変化に対して、青少年一人ひとりが、十分に適応できる能力を身につけていける学習環境をしっかりと構築していきたいと考えています。

こうして、創立者たちが実践し、私たちが受け継いできた予防教育法と温かい教育環境の中で、豊かな心と個性を育みながら、人類の歴史の大転換期である21世紀を「愛と喜びにあふれた世界」とすることに貢献できるような青少年の人材育成に励んで参りたいと思います。

最後に、これまで学園を支え、励まして下さいました皆様に心からの感謝をお伝えしたいと思います。それでは皆様、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

星美学園理事長
シスター 鈴木 裕子