あなたにできることをしなさい。
私たちにできないことは神様がしてくださいます。
星美学園小学校 萩原佑亮
子どもでもおとなでも、やらなくてはならないことがたくさんあるような気がして焦ってしまうことが多いように感じます。例えば宿題はたくさんあるし、お手伝いもしなくてはいけないし、習い事は忙しいといった具合です。これらに加えて、本を読んだり、ゲームをしたりと自分のしたいこともたくさんあります。だれでも、やるべきことがあるのならそこから手をつけた方がいいのはわかっていますが、実際にはそれだけでは毎日が楽しいとはいえないような気がします。そんなとき、この言葉を思い出すと少しほっとすることができるのではないでしょうか。もちろん、やるべきことをやらなくてもいいというわけではありません。ただ、たくさんのことを考えても一度にできることは一つです。だから、そのときにやると決めたことをとにかくやることが大切なのではないかと思います。そうすると、自然にほかのことまでうまくいくような気がするのです。自分にできることを一生懸命していくことで、より楽しく毎日を過ごすことができれば最高だと思います。
子どもたちの好きなこと、子どもらしい望みに、
先生も加わってくれることです。
星美学園短期大学 夏目 一穂
ドン・ボスコの予防教育法の根底にある考えは「教育の基盤には親しみが不可欠」というものです。「では、日々の中で若者たちと信頼を築いていくためにはどうすべきか」という質問に対し、具体的な方法として答えたものがこの文章です。学生の皆さんとお話をし、好きなことについて聞く時間が大好きで、その中でお互いに信頼が生まれ、楽しく温かい関係を育んでいけたら嬉しいなと思います。
主が言われるとおり「互いに愛し合いなさい」。
しかし「つまずかせてはならない」。
ことばあるいは態度でもって人をつまずかせるものは、
友達ではなく魂を殺害するものである。
星美学園中学校高等学校 S.H
前半の「互いに愛し合いなさい」ということばは、良く耳にしますが、その後の部分にドンボスコの強い気持ちを感じます。人と人とのつながり、関係を大切にし、協力する必要性を唱えていると思います。「魂を殺害する」という表現は本当に恐ろしく、周りの人々に大きな影響を与える力を自分たちが持っていて、注意していかなくてはならないとドン・ボスコから伝えられていると思います。
星美学園小学校 山崎 優子
この言葉は、自分の仕事に対する姿勢を考えさせられました。
ちょっとした小さなことでも、しっかりと心がけてあせらずに、きちんとこなしましょう!!と、言われているような気がして、再度、気を引き締めて、仕事に対する意欲をわきだたせる力をいただきました。
ドンボスコは、どんな時でも、子どもたちと寛大な心で接していました。小さなこと(言動)に対して、時間をかけて、見守り、言葉をかけて良い道しるべを導いてあげていました。
私自身も、見逃しがちなことに対しても、一つひとつ丁寧に仕事をしたいと思います。