ドン・ボスコが生涯をかけて伝えたメッセージを星美学園教職員が想いを込めてお伝えします。これらのことばが、皆さんの心に届くことを願って…

2015年 9月
2015年9月30日

時間を大切にしなさい。
そうすれば、時間はあなた方を
永遠に守ってくれるでしょう。

星美学園小学校 関口

ドン・ボスコはアカデミアといって劇を大切にしました。自分の出番だけでなく、舞台裏にいる時も友だちの発表を良く聞きみんなで発表を作りあげる気持ちで時間を大切にしていきましょう。

 授業の準備や、授業の時間に先生や友達の話を静かに聞いたり、自分自身が課題に真剣に取り組むことができているでしょうか。クラスみんなで過ごす時間を大切にしてみましょう。

2015年9月29日

予防教育

星美学園法人事務局 E.T

2015年9月28日

明日のことは神様におまかせして。

星美学園中学校高等学校 K.U

何かと気忙しい年の暮れ「あれもしなきゃ」「これもしなきゃ」と頭の中が一杯になります。つい、先延ばしにしたり「明日しよう」とか思いがちな私の心にとまったドン・ボスコの言葉「明日のことは神様におまかせして」です。今日することをまず決めて、それを実行する。そうすることによって達成感も生まれて、明日の活力になると思いました。過去や未来ではなく、今現在が大事なんですね。

 

2015年9月25日

隣人については、
肯定的に語るか、まったく語らないかの
どちらかにしなさい。

星美学園小学校 三村 和彦

みなさん目を閉じてドンボスコが話された言葉を考えたいと思います。

目を閉じながら考えましょう…

少し低学年の人には難しいことばもありますね。

隣人とは自分の生活しているなかでの出会う、すべての人をさした言葉です。

そのまわりにいつもいる人に肯定的=別のわかりやすい言い方をすれば“良いことばかけ”“相手が喜ぶような心からの励ましの言葉”をかけることが良いことであると言っています。

後半にある言葉の“まったく語らないかの どちらかにしなさい。”は、何をさしている言葉でしょうか?

前の文章の肯定的=良い言葉掛けの内容を話すか、話さないかのどちらかにしなさい…ではなく、相手の嫌がる言葉、悪口、ばかにした言葉、陰口などは、話さないように、といったことだと思います。

聖書の箴言に、このような言葉があります。

「自分の口と舌とを守る者は、自分自身を守って苦しみに会わない」(箴言21:23)

自分の口と舌(べろのことですが)を守るとは、自分自身が話す言葉、その“言葉そのもの”がその人の人格やその人そのものを鏡のように写すことになる、と言っています。

今、自分を振り返ってみましょう。

目を閉じていますか?

自分は今までに人の悪口は言わなかった…という人は、はっきり言って誰もいないと思います。

でも、今日から神様にごめんなさいをして、人の喜ぶ励ましのことばかけを、積極的にしていきましょう。

2015年9月24日

子どもたちを愛するだけでは足りません。
子どもたちが自分たちは愛されていると
分からなければなりません。

星美学園中学校高等学校 K.U

初めてこの言葉を知ったときは「なるほど」と軽く思ったのですが、年月を重ね、今は私にとってとても大切な言葉になりました。上辺だけでなく、きちんと子どもに伝わっているか…きちんと子どもに向き合えているか…私を戒める大事な言葉です。

2015年9月23日

人にあなたの欠点を忍んでもらいたいなら
喜んで人の欠点を耐え忍びなさい。

星美学園小学校 倉永久美

人は誰しも欠点のない人はいないと思います。自分の行為が欠点と受け取られ、悪い印象を与えられないよう日頃の行動に注意すると共に、他の人の欠点と思われることも物の見方によっては違ってくるので広い視野と寛容さが必要と考えます。

 

2015年9月22日

時間を大切にしなさい。
そうすれば、時間があなたがたを
ずっと丁重に扱ってくれるだろう

星美学園幼稚園 M.O

ドンボスコは時間を大切にした…。時間は一人ひとり平等に与えられる。時間は過ぎたらもう戻ることはできない。時間を活かすのも無駄にするのも自分自身なのである。今までの人生を振り返った時に、今やろうと思えばできる仕事なのにも関わらず、面倒だからと後回しにしようとすることが多かった。ドンボスコの言葉を胸に刻み、今できることを大切にしながら生きることによって神様から頂いている恵みや使命を全うしていきたい。

2015年9月21日

音楽のない学校、それは魂のない体。

星美学園中学校高等学校 T.I

「ドン・ボスコのことば100」の中でこのことばを見つけたとき、星美学園には「音楽」があふれているな、とあらためて認識させられました。朝、師団坂での幼稚園生のかわいい歌声(保護者の方も)朝礼での聖歌。私のいるところでは、中高の音楽の授業はもちろんのこと、小学生の歌も良く聞こえてきます。放課後は部活動。部員は廊下でも歌います。そして、学校中が歌で一杯になる合唱コンクール…卒業生が「今でも聖歌、口ずさんじゃうのよね~」の声が学園の雰囲気をよくあらわしていると感じます。そういえば私も赤羽駅↔学校間、歌っております。(もちろん心の中で)感化されたのでしょうか。

 

2015年9月18日

ごう慢な学者よりも、才能はそれほどでなくとも、
徳のある謙遜な人のほうが、
ずっと良い偉大なことを成し遂げます。

星美学園小学校 中村 敏光

私が選んだドン・ボスコのことばをご説明する前に余談ではありますが、歴史上の人物である弘法大師・空海についてお話します。

空海は、真言宗の開祖として有名ですが、私も空海の影響を受け、数年前から、秩父遍路(34カ所)を3回完歩、現在は、四国遍路(88カ所)を行っています。(今27カ所まで巡っています。)

四国遍路は、私のライフワークでもあります。

 

弘法大師は、地位・名誉等一切の私利私欲を捨て、他者のためにその生涯を捧げました。また信仰だけではなく、文化面等多方面的でも多大な影響を与えています。現在でも日本全国にその足跡を残しています。

 一方、ドン・ボスコも同様に一切の私利私欲を捨て、他者(青少年)のため、その生涯を捧げました。

 空海が、「思想」の人であれば、ドン・ボスコは「実践」の人ではないでしょうか。

 ドン・ボスコは、常に青少年と共に在り、青少年を導くために聖マリアとの使命(ミッション)を実践しました。そのため「青少年の友」と呼ばれています。

 

今回のドン・ボスコのことば100は、その実践の中から自然に発せられた言葉の数々であると思います。

 ドン・ボスコは、あらゆる面での指導者でしたが、今回のことば100は、主として聖職者及び教育者のことばが多く、私は、事務職員かつカトリック信者でないため、その点に関しては、実践がなく、頭で理解していても正直心・魂では汲みこんでいないと思っています。

 

従って、今回、私は、「けんそん」の中から選びました。 

既に64歳を迎え、今更といわれる方もいると思いますが人生を通じて、人は頑固・傲慢であってはならないと思います。

 文中にある「徳のある謙遜な人のほうが‥‥」での徳のある謙遜とは、人としての気品、温情、理性、勇気、名誉、誠実、自信、謙虚、健康、などであり、生涯努力すべきものです。

 

また、「ずっと良い偉大なことを‥‥」は、単に偉業をなすということではなく、人として生きることであり、些細なことでも人として正しく生きるということではないでしょうか。

 

現代は、政治・経済・社会も何となく落ち着かず、不明確・不明瞭であり、人らしい・人間らしい思いが薄れそうな時代です。だからこそ、ドン・ボスコのことばは、私達にとって、人としての生き方を指し示すものであると信じています。

2015年9月17日

良い人とは、
過ちをまったく犯さない人ということではありません。自分の欠点を矯正したいと望む人のことです。

星美学園中学校高等学校 K.Y

”自分の欠点を矯正したいと望む人”とは私にとって失敗しても二度と同じ失敗をしないようにすることではないかと思った。人に嫌な思いをさせる言葉を口にしてしまったことがある。言葉は消えても私の中に嫌な言葉は残ってしまうのだ。だからこんな思いをしないように心がけている。ドン・ボスコの言葉から私もいい人になれますように。

ドン・ボスコ 生誕200周年 BICENTENARY OF BIRTH

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