ドン・ボスコが生涯をかけて伝えたメッセージを星美学園教職員が想いを込めてお伝えします。これらのことばが、皆さんの心に届くことを願って…

2015年9月25日

隣人については、
肯定的に語るか、まったく語らないかの
どちらかにしなさい。

星美学園小学校 三村 和彦

みなさん目を閉じてドンボスコが話された言葉を考えたいと思います。

目を閉じながら考えましょう…

少し低学年の人には難しいことばもありますね。

隣人とは自分の生活しているなかでの出会う、すべての人をさした言葉です。

そのまわりにいつもいる人に肯定的=別のわかりやすい言い方をすれば“良いことばかけ”“相手が喜ぶような心からの励ましの言葉”をかけることが良いことであると言っています。

後半にある言葉の“まったく語らないかの どちらかにしなさい。”は、何をさしている言葉でしょうか?

前の文章の肯定的=良い言葉掛けの内容を話すか、話さないかのどちらかにしなさい…ではなく、相手の嫌がる言葉、悪口、ばかにした言葉、陰口などは、話さないように、といったことだと思います。

聖書の箴言に、このような言葉があります。

「自分の口と舌とを守る者は、自分自身を守って苦しみに会わない」(箴言21:23)

自分の口と舌(べろのことですが)を守るとは、自分自身が話す言葉、その“言葉そのもの”がその人の人格やその人そのものを鏡のように写すことになる、と言っています。

今、自分を振り返ってみましょう。

目を閉じていますか?

自分は今までに人の悪口は言わなかった…という人は、はっきり言って誰もいないと思います。

でも、今日から神様にごめんなさいをして、人の喜ぶ励ましのことばかけを、積極的にしていきましょう。

ドン・ボスコ 生誕200周年 BICENTENARY OF BIRTH

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