ドン・ボスコが生涯をかけて伝えたメッセージを星美学園教職員が想いを込めてお伝えします。これらのことばが、皆さんの心に届くことを願って…

2015年 8月
2015年8月31日

隣人について、肯定的に語るか、
まったく語らないかのどちらかにしなさい。

星美学園中学校高等学校 M.O

子どもも大人も人とふれあい、共に過ごしていく中で、良くない点も目につくこともあります。そこを口に出して雰囲気を悪くするのではなく、受け止めて建設的な議論をしていくことが重要だと思います。

2015年8月28日

本当の喜びとは、うわべの楽しみではなく、
神さまと友達になることと、心の平和からこそ生まれるんだ。

星美学園小学校 小林由加

私はこの言葉を選びました。

辛いことがあったり、心配事があったり、悲しいことに出会った時、友だちに話を聞いてもらったり、食事をしたり、本を読んだりすることで、気持ちを切り替えることができます。

 でも、どこかで残る不安な気持ちを本当に受け止めて下さる方は神さましかおられません。私の声にならない言葉、表現できない思い、私自身も気づいていない自分の暗闇を知っておられるのは、神さまいがいにはおられないからです。

 私は祈りの中でこどものように、神さまを信頼してすべてを打ち明けます。すると、神さまは苦しみを乗り越える力を与えてくださいます。

 具体的には解決しない問題に立ち向かう勇気や希望を与えてくださいます。その上、実際に助けてくれる人や物を送ってくださいます。

 神さまと友達になること、それは見えることの後ろにある見えない神さまの働きに信頼するだと思います。それは心の平和につながります。

 今、わたしに与えられている十字架の向こう側には、復活があることに希望を置いて、今日一日を喜んで、笑顔で過ごしたいと思います。

2015年8月27日

小さなことでも、ゆっくりと、
きちんとしなくてはなりません。

星美学園中学校高等学校 A.M

忙しさを理由に、ついおろそかにしてしまいがちな事こそ、ゆっくりと、きちんとするように心がけたいものだと、この言葉を見ると思います。いつもそのように生きることができるように、心を穏やかに保っていたいと思います。

2015年8月26日

魂を私に与えてください。
他のものは取りさってください。

星美学園小学校 松永栄次

 ドン・ボスコは、いつも“魂(霊魂)”を見つめていた人だと思います。ドン・ボスコ自身の魂もそうですが、日々出会うすべての人の魂、そして何よりも青少年の魂を見つめて生きた人だと思います。

 私は、日々の忙しい生活の中で、魂に目を向けることを忘れ、ただただその日を無駄に過ごしてしまうことがあります。この「魂を私に与えてください。他のものは取りさってください。」というドン・ボスコの言葉は、日々を無駄に過ごしてしまう私に、大きな力を与えてくれる言葉です。何気なく過ごしてしまう毎日を何のために生きたらよいか、何を大切にして生きたらよいのか、深く考えさせられます。

 当時ドン・ボスコが生きた時代も、さまざまな物が溢れ、多くの価値観があったことと思います。そんな中、ドン・ボスコがいつも大切にしていたものは魂でした。魂を愛し、魂を育て、魂を生きた人。私も日々、魂に目を向けて生きることができるようドン・ボスコに祈っていきたいと思います。

2015年8月25日

これからも一生にわたって、
毎朝この大切な恩人のために祈り続けます。

星美学園短期大学 江口 政江

祈りの大切さは、この学園で学んだことです。私を育てて下さった多くの方々に感謝しなければならいと常に思っています。それは、祈りを通して・・・・。いつも聖母に見守られながらこれからも祈り続けます。

 

2015年8月24日

できることをしよう。
いつも辛抱強くいよう。
「ありがとう」という言葉をいつも口にしよう。

星美学園中学校高等学校 Y.T

できることをしようとすることは「誠実な心」の現れであり、辛抱強くいようとすることは「あきらめない心」の現れであり、「ありがとう」という言葉をいつも口にしようとすることは「感謝の心」の現れです。このドン・ボスコの言葉を読んで、改めてこの「3つの心」を大切にできる教員として精進しようと思いました。

2015年8月22日

あなたにできることをしなさい。
私たちにできないことは 神様がしてくださいます。

星美学園小学校 飛鳥 直子

 この言葉に触れた時、「果たして私は、できることをすべて行うことができているのか」という疑問が浮かびました。

 「私たちにできること」というのは、「既にできていること」だけでなく、「更に何ができるのか」を考えて行う、神様がお喜びになる「できること」だと思います。

 また、私たちが何かをしようとするとき、「神様と一緒にする」という意識を持つことが大切だと思います。もしも迷った時には「このことは神様がお喜びになるか」ということが、判断基準になるからです。

 そのような意識を持って、神様がお喜びになる「できること」をしていきたいと思います。

2015年8月21日

模範の伴わない教訓は、
いくら立派でも、何の役にも立ちません。

星美学園短期大学 教員

2015年8月20日

大急ぎで一時的に一生懸命に何かをしても
あまり役に立ちません。

星美学園中学校高等学校 Y.O

今担任をしているクラス目標の中で「何事も一生懸命に行動する」という言葉があり、最近何をやるにも「え~面倒臭い。」「何で私だけ?」やる前から「そんなのできない。」という生徒が増えてきて、常に「クラス目標を念頭に学校生活を送りましょう。」とクラスの生徒に伝えていました。でもこのドン・ボスコの言葉にある大急ぎで一時的の「一生懸命」では役に立たないという言葉にあらためて、いつも生徒にクラス目標を言い続けていくことが大切だなと感じました。

2015年8月19日

思いっきり遊び、跳びはね、はしゃぎなさい。
罪を犯さなければ大丈夫。

星美学園小学校 カンポス舞雅

 私は、子どもの頃から外で遊ぶことが大好きでした。教員になった今でも、休み時間には外に出て、子どもたちといっしょにドッジボールやなわとびなどをして、遊んでいます。思いっきり遊ぶことで、私たちは自然とお互いに心を開き、友情という交わりはより深くより親密になっていきます。忙しい毎日の中でも、思いっきり遊び、跳びはね、はしゃぐ時間を大切にし、よりよい人間関係を築いていけたらいいなと思います。

ドン・ボスコ 生誕200周年 BICENTENARY OF BIRTH

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