ドン・ボスコが生涯をかけて伝えたメッセージを星美学園教職員が想いを込めてお伝えします。これらのことばが、皆さんの心に届くことを願って…

2015年8月26日

魂を私に与えてください。
他のものは取りさってください。

星美学園小学校 松永栄次

 ドン・ボスコは、いつも“魂(霊魂)”を見つめていた人だと思います。ドン・ボスコ自身の魂もそうですが、日々出会うすべての人の魂、そして何よりも青少年の魂を見つめて生きた人だと思います。

 私は、日々の忙しい生活の中で、魂に目を向けることを忘れ、ただただその日を無駄に過ごしてしまうことがあります。この「魂を私に与えてください。他のものは取りさってください。」というドン・ボスコの言葉は、日々を無駄に過ごしてしまう私に、大きな力を与えてくれる言葉です。何気なく過ごしてしまう毎日を何のために生きたらよいか、何を大切にして生きたらよいのか、深く考えさせられます。

 当時ドン・ボスコが生きた時代も、さまざまな物が溢れ、多くの価値観があったことと思います。そんな中、ドン・ボスコがいつも大切にしていたものは魂でした。魂を愛し、魂を育て、魂を生きた人。私も日々、魂に目を向けて生きることができるようドン・ボスコに祈っていきたいと思います。

ドン・ボスコ 生誕200周年 BICENTENARY OF BIRTH

カテゴリー

月別アーカイブ