2015年6月24日
不平不満は人の心を冷淡にします
星美学園小学校 岩﨑なつみ
「暗いと不平をいうよりも、進んであかりをつけましょう」
これは、心のともしび運動の言葉です。
私は、カトリックの学校に入学した中学1年生の4月、この言葉と出会いました。
入学式から、まもなくして行われた新入生のキャンドルサービス。暗闇の中の灯は、小さくて優しい中にも、力強さを感じたことを覚えています。
そして今、ドンボスコの言葉「不平不満は人の心を冷淡にします」と出会いました。
ドンボスコもまた、不平不満は人の心を冷淡にすると言っていたということ、それは自分と他人を比べることから生まれてくるものだと指摘されていました。この言葉は、時に人の心を冷たくもすれば、時に人の心を温かくもすること、言葉の大切さに気づかせてくれました。また、他人と比べるのではなく、自らが光となって積極的に動くことで世界は変わることができるということに気づかせ、勇気を与えてくれる言葉だと思います。幸せは、他人任せでは決して得られません。まずは、私の周りの世界を照らせる光となれるよう、歩んでいきたいと思います。