2015年8月7日
子どもたちを愛するだけでは足りません。
子どもたちが、自分たちは愛されていると
わからなければなりません。
星美学園小学校 長谷川 由美子
私がこの言葉と出会ったのは、今から7年前の星美学園小学校の学校説明会でした。
その時私はまだ学園の職員ではなく、一受験生の保護者として小学校のホールにいました。
当時は年中だった息子に小学校を受験させようと思い、ドリルの山を買い込み幼児教室にも通い始めた頃です。
親として息子の為を思って始めた小学校受験ですが、当たり前のことながら、幼い息子は勉強を嫌がることもあり、親子ゲンカもしょっちゅうで私は疲れ切っていたと記憶しています。そんな時に当時の田松校長先生からこの言葉を聞き、私は説明会会場であふれる涙を止めることが出来ませんでした。
私のやっていることは押し付けになってはいなかっただろうか、本当に息子の目線で物事を考えてやっていただろうか・・・
その後もぶつかり合うこともありましたが、ドン・ボスコの言葉を胸に留め、共に乗り切って参りました。
そんな息子も今年は中学生になります。反抗期を迎え生意気盛りの息子ですが、この言葉は一生、私の宝物です。