ドン・ボスコが生涯をかけて伝えたメッセージを星美学園教職員が想いを込めてお伝えします。これらのことばが、皆さんの心に届くことを願って…

2015年9月5日

音楽のない学校、それは、魂のない体

星美学園小学校 西田 真弓

私は、子どもたちの歌う声が大好きです。どんなに悩みや苦しいことがあっても、ひとたび子どもたちの歌声を聴くと心が元気を取り戻すのです。

本当に不思議で、それは星美に勤めた最初の時から現在まで変わることがありません。きっとこれからもそうだと信じています。

その声という素晴らしい贈り物を下さった神様は、私たちひとりひとりを心から愛し見守って下さっているといつも感じます。

神様は、この声を使って人々が仲良く助け合って生きていくこと、豊かになっていくことを望まれていると思います。そして、声は息を使います。息は見えません。聖霊と同じです。

私たちの歌声は神様を賛美し、神様とつながる力を持っているのです。

音楽には、人の心を丈夫にする力があることをドン・ボスコはよくおわかりでした。学校は勉強やさまざまな活動をする場所で、たくさんの子どもたちが一緒に生活するわけですが、その場所はただ人が一緒にいるだけではなく生きていくために大切なことを心を沢山使って学ぶところです。

星美の子どもたちが、生き生きと歌い(または楽器を奏で)いつまでも活気のある学校であるように、生誕200年のこの年、特に聖ドン・ボスコのお取次ぎを願って祈りたいと思います。

ドン・ボスコ 生誕200周年 BICENTENARY OF BIRTH

カテゴリー

月別アーカイブ