ドン・ボスコが生涯をかけて伝えたメッセージを星美学園教職員が想いを込めてお伝えします。これらのことばが、皆さんの心に届くことを願って…

2015年8月4日

子どもたちの好きなこと、子どもらしい望みに、
先生も加わってくれることです。

星美学園短期大学 夏目 一穂

ドン・ボスコの予防教育法の根底にある考えは「教育の基盤には親しみが不可欠」というものです。「では、日々の中で若者たちと信頼を築いていくためにはどうすべきか」という質問に対し、具体的な方法として答えたものがこの文章です。学生の皆さんとお話をし、好きなことについて聞く時間が大好きで、その中でお互いに信頼が生まれ、楽しく温かい関係を育んでいけたら嬉しいなと思います。

2015年8月3日

主が言われるとおり「互いに愛し合いなさい」。
しかし「つまずかせてはならない」。
ことばあるいは態度でもって人をつまずかせるものは、
友達ではなく魂を殺害するものである。

星美学園中学校高等学校 S.H

前半の「互いに愛し合いなさい」ということばは、良く耳にしますが、その後の部分にドンボスコの強い気持ちを感じます。人と人とのつながり、関係を大切にし、協力する必要性を唱えていると思います。「魂を殺害する」という表現は本当に恐ろしく、周りの人々に大きな影響を与える力を自分たちが持っていて、注意していかなくてはならないとドン・ボスコから伝えられていると思います。

2015年8月1日

小さなことでも、
ゆっくりと、きちんとしなくてはなりません。

星美学園小学校 山崎 優子

この言葉は、自分の仕事に対する姿勢を考えさせられました。

ちょっとした小さなことでも、しっかりと心がけてあせらずに、きちんとこなしましょう!!と、言われているような気がして、再度、気を引き締めて、仕事に対する意欲をわきだたせる力をいただきました。

ドンボスコは、どんな時でも、子どもたちと寛大な心で接していました。小さなこと(言動)に対して、時間をかけて、見守り、言葉をかけて良い道しるべを導いてあげていました。

私自身も、見逃しがちなことに対しても、一つひとつ丁寧に仕事をしたいと思います。

2015年7月31日

本当の喜びとは、
うわべの楽しみではなく、神様と友達になること、
心の平和からこそ生まれるんだ。

星美学園短期大学 中島 千恵子

学生達が「心からのよろこび」を実感することができますように・・・。

2015年7月30日

「経験」と題するノートを作りなさい。
そこに自分が体験してきた問題点や失敗を
記録するのです。

星美学園中学校高等学校 A.D

絶え間なく変化していく世界。日常を漠然と過ごすのではなく、一日の限られた時間、何事にも関心を持って生活することが大切です。失敗を恐れずにどんどんチャレンジすることによって、自分らしく成長することが大切だとドン・ボスコはいっているのではないでしょうか。

2015年7月29日

大事なことがあります。
難しいので無理をさせたくはないのですが、
あなたでなければ、できる人がいませんので、
どうでしょうか。

星美学園小学校 小野莞一

自分自身の人生を振り返ってみると、若者を育てるためには、仕事を与えて任せていくことが大切だと思っています。ただし、児童に任せる場合は、任せられる範囲をきちんと示していくことが必要です。金銭にかかわることや学校の規則などに抵触する場合・教師の仕事である学習内容や評価、賞や罰を与えるような内容は好ましくありません。成人の場合は、任せた後あたたかく見守っていくことです。自分ができるレベルをいきなり要求することは慎むべきです。小さな成果でも認め、励ましていけばやがて大きな成長につながると思います。「人は自分を認めてくれる人のために働く」ことが多いのです。大事なこと、あなたでなければできないという言葉は、人の心を動かす魔法の言葉でしょう。私たちは、伝統をつなぐもの、伝達者でもあります。後継者を育てなければ、人類は滅びてしまうでしょう。ドン・ボスコがこのように考えていたので現在の学校が続いているのだと思います。

2015年7月28日

子どもたちの好きなこと、子どもらしい望みに、
先生も加わることです。

星美学園幼稚園 S.T

 保育において私が大切にしたいことに結びつく言葉だったのでこの文を選びました。大人と子ども、保育者と幼児、と両者の間に線を引いて一歩下がって観察することばかりでは、子どもの「仲間」になることができません。驚きや喜び、悲しみ面白さなどを心から共に感じることで、その子どもの気持ちになって見つめることができ、信頼関係を築くことにも繋がると私は思います。

2015年7月27日

これからも一生にわたって、
毎朝この大切な恩人のために祈り続けます。

星美学園中学校高等学校 J.I

受けた恩を忘れず感謝し続けるドン・ボスコの言葉です。この恩人とは、14歳の時に出会ったカロッソ神父様のことです。伝記のカロッソ神父様との出会いの箇所を読むと心が温かくなり、少年ボスコが最大の恩人と感じたことがうなづけます。ぜひお読みください。

2015年7月24日

「経験」と題するノートを作りなさい。
そこに自分が体験してきた問題点や失敗を
記録するのです。

星美学園短期大学 鈴木 淳子

2015年7月23日

時間を大切にしなさい。
そうすれば、時間があなたがたを
ずっと丁重に扱ってくれるだろう。

星美学園中学校高等学校 M.N

私はHRクラスで常々「一日一日を大切にしよう」と言っています。それは日々のなにげない事柄から嬉しいことや楽しいこと、新しい発見があるからです。今日は昨日とは違う、また新しい一日。そう考えることで、私の時間が少しでも豊かになるといいと思っています。

 

ドン・ボスコ 生誕200周年 BICENTENARY OF BIRTH

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