ドン・ボスコが生涯をかけて伝えたメッセージを星美学園教職員が想いを込めてお伝えします。これらのことばが、皆さんの心に届くことを願って…

星美学園小学校
2015年7月18日

「経験」と題するノートを作りなさい。
そこに自分が体験してきた問題点や失敗を
記録するのです。

星美学園小学校 中村 翼

 みなさんは失敗をしたことがありますか?人は誰でも失敗をしたことがあると思います。むしろ失敗をしたことがない人はいません。つまり失敗することは誰にでもあること、むしろ失敗し、そのことを生かすことで更なる高みに到達することができます。その時にしっかりと「経験」と題したノートに記録し、忘れないようにしましょう。

2015年7月15日

時間を大切にしなさい。
そうすれば、時間があなたがたを
ずっと丁重に扱ってくれるだろう。

星美学園小学校 石津信義

学力をつけるためには時間をダラダラとかければ良いというものではありません。勉強するときは勉強する、遊ぶときは遊ぶ。勉強時間が短くてもこの切り替えを上手に行うことで学力は上がっていきます。生活する上でもメリハリをつけることは大切ですね。時間を無駄にしないで自分の使命を果たしていけば、必ず神様から温かく迎えられることでしょう。

2015年7月8日

さぁ、今からはじめてみよう!

星美学園小学校 清永 史穂美

みなさんには今、挑戦してみたいことや、チャレンジしてみたいことはありますか。

でも、そのチャレンジしてみたいことの中に、実は、やろうかどうしようか悩んだり、不安に思ったりしていることはありませんか?

 

そんなみなさんに今日お届けしたいドンボスこの言葉は、こちらです。

「始めないことには いつまでたってもできないままだろう?それなら私から始めるがいい。さあ、がんばれ!」

という言葉です。

 

初めてすることを体験するときは、「成功しますように」と強い期待をするとともに、「失敗したらどうしよう。怖い。」という不安が心の中で生まれます。だから、心臓がすごくドキドキするし、「やっぱり成功しなかったらいやだからやめておこう」と、チャレンジすることをあきらめてしまうこともあります。しかし、勇気を出してチャレンジをしないかぎり、何も始まりません。

先日山本選手が言っていた「志あるところには道拓く」という言葉があるように、前を向いて自分のがんばりたいと思うことに向かっていくことが大切です。

 

もう一度自分の心の中に聞いてみてください。初めてやることでも、今までやってきたことでも、どんなことでもいいと思います。まずは、自分からはじめてみましょう。

「はじめる」ということに意味があります。

 

応援しています。さあ、がんばれ!

 

2015年7月4日

人生はあまりに短い。
死に襲われる前に、
小さなことでもやれることはやっておこう。

星美学園小学校 篠崎政樹

平均寿命が80年を超える平和な日本に生きる私たちは、人生が短いと感じることはありません。しかし、死は誰にでも必ず訪れます。大切なことはどれだけ生きたかということではなくて、どのように生きたかということだと思います。だからこそ、「今、ここ」で生きていることに感謝してどんな小さなことでも神様から与えられた使命を精一杯、果たしていきたいと思います。

2015年7月1日

模範の伴わない教訓は、
いくら立派でも、何の役にも立ちません。

星美学園小学校 白川義一

 本校では、

①挨拶・・・明るい声で、進んでしよう。いつでも、どこでも、だれにでも。 

②聞く(聴く)・・・目で聞く、心で聞く。 

③話す・・・一に結論、二に理由。相手に向かって、はっきりと。 

この3点を目標に、みんなで取り組んでいます。

 児童への指導だけでなく、教員も自ら同じように行動し、態度でしっかりと示していこうと思います。

2015年6月24日

不平不満は人の心を冷淡にします

星美学園小学校 岩﨑なつみ

「暗いと不平をいうよりも、進んであかりをつけましょう」

これは、心のともしび運動の言葉です。

私は、カトリックの学校に入学した中学1年生の4月、この言葉と出会いました。

入学式から、まもなくして行われた新入生のキャンドルサービス。暗闇の中の灯は、小さくて優しい中にも、力強さを感じたことを覚えています。

そして今、ドンボスコの言葉「不平不満は人の心を冷淡にします」と出会いました。

ドンボスコもまた、不平不満は人の心を冷淡にすると言っていたということ、それは自分と他人を比べることから生まれてくるものだと指摘されていました。この言葉は、時に人の心を冷たくもすれば、時に人の心を温かくもすること、言葉の大切さに気づかせてくれました。また、他人と比べるのではなく、自らが光となって積極的に動くことで世界は変わることができるということに気づかせ、勇気を与えてくれる言葉だと思います。幸せは、他人任せでは決して得られません。まずは、私の周りの世界を照らせる光となれるよう、歩んでいきたいと思います。

2015年6月17日

大事な決定の前に、いつも短い間、
神にいのるようにしなさい。

星美学園小学校 原澤

私が中学・高校の6年間を暮らしていた寮の中心には、聖堂がありました。ミサと祈りの時間の他は音のない聖堂。部活動のことや進路のことで悩んでいるときには、そこで祈ることにしていました。祈りを終えたときはいつも、目の前にある問題に変化はないけれど、少し心が軽くなっていました。卒業して以来、以前のように聖堂で祈るということは簡単にはできなくなりましたが、何か悩みがあるときこそ、神さまがともにいてくれる、良い方向に導いてくれるということを忘れず、これからも短い祈りを大切にしようと思います。

2015年6月10日

人生はあまりにも短い。死に襲われる前に、
小さなことでもやれることはすぐにやっておこう。

星美学園小学校 苅田満里子

今生かされている命は、限りあるものです。いつしかは誰もが死を迎えます。希望にあふれた子ども達には全くイメージのつかない人も多いことでしょう。ですが、その日はいずれ訪れるのです。

ほんの小さなことの積み重ね、ほんの小さな優しさから生まれる、何ということのない毎日が、何よりもかけがえのない一時となるものです。今自分に出来ることを、精一杯してください。そして、周りの人を大切にしてください。

私は、最期に笑顔でいられるような人生を送りたいと思います。

2015年6月2日

始めないことには
いつまでたってもできないままだろう?
それなら私から始めるのがいい。さあ、がんばれ!

星美学園小学校 佐藤 朋

この言葉は、理髪店で働いていた少年に初めてのひげそりを頼んだ時のドン・ボスコの言葉です。不安や恐れを強く感じる時、だからといってチャレンジせずに逃げてしまうと何も得られることがなくなり、成長するチャンスを失ってしまうでしょう。ドン・ボスコはそれをわかっていて、あえて自分をその若者のために差し出したのです。

特に子どもは、なかなか踏み出せなかった一歩を踏み出すことができた時に、劇的に成長することがあると思います。ドン・ボスコのように、立ち止まっている子どもの背中をそっとおすことができるようになりたいです。

2015年5月26日

思いやりのある言葉をそっとかけてやること。
これこそが若者たちの心をつかむ秘訣だ。

星美学園小学校 中上 晴絵

学校で子どもたちと過ごす日々。子どもたちの成長のため、教師として、伝えなければならないと感じること、指導したいと思うこと、時には厳しく叱らなければならないこともあります。

「そんなこと言われなくてもわかってるのに。」「どうして先生の言う通りにしなければならないの。」子どもがそのように感じる時、子どもはなかなか素直になれず、耳を傾けようとしないことがあります。

しかし、「あなたは、○○のように思ったんだよね。」「本当はちゃんと分かっているんだよね。」「あなたは、こんないいところがあるから、それを生かしていこう。」などと耳元でその子に寄り添う言葉をかけると、ふっと表情がやわらかくなり、素直に受け入れてくれます。

子ども自身が、自分は大切にしてもらえている、自分のことを理解してくれていると感じるような言葉をかけることの繰り返しが、心をつかむための秘訣だとつくづく実感します。子どもの、ニコッとする笑顔をたくさん見られるような言葉をたくさんかけていきたいと思います。

ドン・ボスコ 生誕200周年 BICENTENARY OF BIRTH

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