ドン・ボスコが生涯をかけて伝えたメッセージを星美学園教職員が想いを込めてお伝えします。これらのことばが、皆さんの心に届くことを願って…

星美学園小学校
2015年5月15日

できることをしよう。いつも辛抱強くいよう。

星美学園小学校 属 かおり

この言葉は、自分への忍耐強さをためされているような気がしました。

ドン・ボスコは、どんな時でも、子どもたちに対して、包容力を持ち、我慢強く接し、最後には友達になりました。そして、自分からも子どもたちからも自然と「ありがとう」の言葉がでてきたことでしょう。

私もドン・ボスコを見習い、何事に対しても辛抱強く、いつも感謝の気持ちを持ち、「ありがとう」という言葉が口癖になるような日々をおくりたいと思います。

2015年5月8日

私の若者たちに伝えてほしい
天国で皆を、そして、一人ひとりを待っていると。

星美学園小学校 荻田 愛

初めての場所へ行く時、待ってくれている人がいたらどれほど心強いでしょう。

この言葉は、ドン・ボスコが臨終の時に遺した言葉です。若者たちが間違いなく、天国に来ると信じ、見守り、祈っておられる…

そんな、天国でのドン・ボスコの姿が目に見えるようです。

「私の若者たち」とは、ドン・ボスコと同じ時代に出会った若者たちだけでなく今の時代に生きる私たちも、呼びかけて下さっています。

この世での生涯を終える時だけでなく、いつでも待っていてくれるドン・ボスコの愛に応えていきたいと思っています。

 

2015年4月29日

良い人とは、過ちをまったく犯さない人ということではありません。
自分の欠点を矯正したいと望む人のことです。

星美学園小学校 佐藤潤

☆誰もが完全な存在ではありません。失敗も多くあります。しかし、自分を変える努力をいつもし続けること、それが大切なことであり、ひいては自分を「良い人」に近づけることができるのだと思います。子ども達には、落ち込むより、前向きに努力し続ける人になってもらいたいものです。

2015年4月22日

君と話をする相手が皆、君の友人となるように。

星美学園小学校 増田円

みなさんは、お友達と話をすることは好きですか?私は、大好きです。そのたわいもないおしゃべりの一時が、喜びや楽しさをもたらす素敵な時間になります。でも、言葉一つで人を傷つけてしまうこともあります。でも、話した時に「おもしろい人だな。」「また、話したいな。」といった、ちょっとした気持ちを持つことが、友人になるスタートだと私は思っています。私も、このちょっとした気持ちをもってもらえるような会話、声かけ、それに添える表情を意識していきたいと思います。そして、たくさんの友人に囲まれて過ごしていきたいなと思います。

2015年4月13日

元気かい?心も元気?

星美学園小学校 Sr.茅野 勅子

「元気~?」

「元気だよ!」

「心も元気?」

「うっ」と立ち止まって、首をかしげて少し考える子、「うん、まぁ、まぁ」とか「元気だよ!」と反応は様々です。

ほんの瞬間の出来事ですが、一人ひとりが自分の内面に目を向けた時間ではないかと思います。身体が元気、心も元気、それによって、人は本当に元気と言えます。ドン・ボスコが子供たちの耳元にささやいていた短い一言少年たちはそれによって自分の心の中を振り返り、健やかに生きる術を学びました。“人の生きるはパンのみにあらず”身体が元気(快適)であることだけでなく、その元気を支える心の元気にも気を配り、自分を見つめ直すチャンスがいるのではないかと思います。

2015年4月6日

小さなことでも、ゆっくりと、
きちんとしなくてはなりません。

星美学園小学校 齋 彩子

一つひとつを丁寧に、大切に、行なうことの大切さを感じています。

2015年3月30日

さあ、愛の行いをしに行きましょう。

星美学園小学校 文香

私は、ドン・ボスコのこの言葉が心に響きました。人は、人との関わりの中で生活していきます。自分ひとりだけで生活していくということはありません。私が人に頼ることもあれば、私も人に頼られることがあるかもしれません。また、直接の会話や関わりがなくても、その場を共有しているというだけで、相手の雰囲気や感情を感じ取れることがあります。相手に映る自分の姿はどのようなものでしょうか。一緒にいて安心できる姿でしょうか。思わず微笑みかけたくなる姿でしょうか。それとも、近寄りがたい雰囲気でしょうか。自分は自分だけの姿ではないのです。自分の言葉・行い・雰囲気も全て周りの人に映り、それがその人らしさとなって伝わるのです。人と関わるとき、そこにはいつも愛の心があるようにしたいです。そして、無関心ではないようにしたいです。自分と関わる人に、見かけだけではない愛の行いを心からできる人に、私はなりたいです。

2015年3月23日

Faccio io!(私がやります!)

星美学園小学校 濵野和弘

ドンボスコとそのサレジオ家族の精神をよく表している言葉。訳するならば「私がやります!」という言葉です。特に他の人が面倒だと思うような場面でも、積極的に、自発的に、「私がやります!」という気持ち。それは「自分が、私が」というエゴの裏返しではなく、「私をささげます」という積極的な意味での自己犠牲の精神です。

友達が牛乳をこぼしてしまった時に、「Faccio io!」の気持ちで拭いてあげたり、校庭に自分が使ったわけではないボールやバットが落ちていた時も、「Faccio io!」の気持ちで片付けてくれたり、先生や友達が重いものを持っている時に、「Faccio io!」の気持ちで手伝ったりしてくれる星美の子ども達がたくさんいます。

ドンボスコ生誕200年に向かう時、よりこの「Faccio io!」の気持ちを持って、生活できると、ドンボスコもお喜びになると思います。

合言葉は「Faccio io!」

2015年3月11日

謙遜で、強く、たくましい者となりなさい。

星美学園小学校 馬場 美枝子

本当に「強い、たくましい者」とは...

この言葉を知ったときに、すべてがこの言葉に納められていると思いました。私たちは、常に自信があってできることに対しても、謙虚な姿勢で臨んでいくべきである。人は、皆、完璧ではない。ドン・ボスコの教育者としての姿勢を学んでいくとと、真の強さとは、体のたくましさではなく、心のたくましさであると伝わってくる。その心のたくましさにも、謙虚さを感じる生き方をされていたドン・ボスコに習い、心も体もたくましい子ども達の成長を目指して、私も努めていきたい。

2015年3月4日

良い人とは、
過ちをまったく犯さない人ということではありません。
自分の欠点を矯正したいと望む人のことです。

星美学園小学校 吉田 緑

この箇所には、人は失敗するからこそ成長できる。失敗が多ければ多いほど、それだけ人間として成長できる。と書かれています。私は、図画工作科の教員として、子ども達に「図工には失敗がない」と教えています。なぜなら、失敗してしまったら、それをなおす手立てはいくらでもある、それを考えることが図工であると思うからです。まさに、私が普段から伝えたい思いを、この言葉は示してくれていると思います。

ドン・ボスコ 生誕200周年 BICENTENARY OF BIRTH

カテゴリー

月別アーカイブ